【ゆるふわタイ紀行】海外童貞を卒業したい人は、今すぐタイに行って、どうぞ

卒業のことば

2018/04/10をもちまして、ますみんは童貞を卒業いたしました。万物に感謝(菩薩の心)

…いきなり大暴露大会から入ってしまった。下ネタと勘違いして気分を悪くされてしまった方が7億人ほどいらっしゃるようなので(突然の有名ブロガー昇格)弁解しておくが、ここでの童貞卒業とは「性の悦びおじさんと化した」という意味ではなく「外国へ初めてイッた」という意味である。そう、ワシはついに海外進出を果たしたんである!くれぐれも一単語の意味だけ拾って誤解することのないよう(懇願)。ちなみに性の悦びは知ると死ぬおそれがあるから…悔やもうね!(故人を偲んでいくスタイル)

というわけで既にタイトルでバレバレではあるが、ワシの海外童貞を奪った微笑みの国タイランドでのお話を、この先何回かに分けて書いていこうと思う。バイクではなくフツーの旅ってのがまた新鮮でよいと思います(こなみ)

騙されたと思って、国を出てみるぜよ!

大事な初回だけど、ここから先はワシが海外行くって決めるまでの逡巡具合をつらつらと書いてるだけなので飛ばしてもらって結構です(推奨)。本格的♂タイ旅行記は次回以降ってことでここはひとつ(ゴマスリ)

一歩踏み出せないおじさん

かわいい子には旅をさせよとはよく言ったものである。ワシも可愛い女子高生(18)なので旅しなきゃ…(使命感)

まぁ「菅江真澄」と名乗っているからには「ワシも旅のひとつやふたつ経験せにゃならんナァ」とは常日頃から思っていたわけだが、どうにも腰が重く「カネがない」だの「ヒマがない」だの理由をつけて海外行くことをためらっていた。別に行きたくなかったわけじゃないんだけどね。

何というか、得体の知れないものに触れる際の感情と似たものを感じていたのだ。一度行ってきた今となっては何をためらう必要があったんですかねぇ…(疑問)って感じだけど、なにせこちとら生まれてこの方一度も国を出たことがないわけで(童貞なんだから当たり前)。何が起こるか分かったもんじゃないし、何かあったときに日本に帰れなくなるかも…?!と勝手な妄想が思春期のエロ思考並みに膨らんでいたのだ。要するに、怖かったんだわ。

ワシ結構変化を嫌うタイプの人間なので、新しいことやろうと思ってから一歩目踏み出すまでがエラく時間かかるんよね。踏み出す前に「やっぱやめた」ってなることも多い。この「変化を嫌う」という思考には、「変化すること自体への恐怖、変化した結果起きることへの恐怖」というのが見え隠れしている。やっぱやめた = 恐怖に負けてしまうわけだ。
そんなんじゃいかん!と思って次のトライをしようとするのだが、また失敗するのはそれこそ怖いから色々下準備を重ねる。準備するのはまぁいいんだけど、臆病になるあまり目標達成には不必要なところまで準備してしまい、結局「準備するものが多すぎる!」って投げ出してしまう…この繰り返し。ん〜、思わしくないサイクル。この悪循環を…ガエダイ!!!(某議員風)

こんな風に考え悩んでいた時期が1年半くらい続いていた。一歩踏み出せないおじさんの圧倒的な存在感にやられっぱなしであった。

自分を、変える(日ペ)

上記から分かる通り、自己啓発本によくある謳い文句を借りて言えば「弱い自分を変えるにはどうしたらいいか」ずっと考えていたわけだ。でも今なら分かる。考えても何も起きない、動かないと変わらないんですわ(断言)
よく「海外行って自分変わりましたワ〜」って言う意識エベレスト勢がいるけど、「なるほどね、完全に理解した(ポプテピピック)」って感じやな(理解度2%)

結局のところ、アタマでどんなに考えたところでやったことないんだから怖さが拭えるわけないんだよね。ワシの周りは海外経験豊富な人ばっかりでいつもインドやらミャンマーやらの話を聞いてスゲーなとは思っていたが、なんでそんなにホイホイ海外行けるのか疑問だった。「怖くないの?」って。

答えは簡単で、「一度行ってしまえばもう怖くない」から。程度の違いはあるにせよ、一番最初は誰でもやっぱ怖かったっぽい。一度行ってしまったあとは、「まぁこんなもんか」と次の国へもフラッと行くことができるようになるんだとか。実際ワシもタイ行ってから国外へのハードルが随分と下がった。次どこ行こっかな〜って考えたりもするようになった。以前じゃ考えられん進歩やな(驚愕)

別に海外旅行に限った話ではないが、何か新しいことに挑戦するときは誰だって不安を抱えるもの。リスクを考え始めると人間キリがないのであれやこれやと際限なく(悪い方の)アイデアが思い浮かぶ。

けどその思考は一旦やめて、小規模でもいいから一回実際にやってみよう。意外とすんなりできて、「あ、あんなに思い悩む必要はなかったんだ」と知ることができる。もしやってみてやっぱり駄目だったら、その時はやめればいい話。延々と悩みながら下準備するという時間がカットできるし自分に合っているかどうかがはっきり分かるので、後腐れもない。「とにかく一度やってみる」というのはリスクを取るように見えて、実は一番リスクヘッジができているやり方なのだ。

見出しにも書いたけど、「騙されたと思って一度やってみる」、コレ大事。弱い自分を変えるのは、思考ではなく行動だ

他人の腰をグイッと持ち上げたる!

なんか哲学的(ONDISK)な話になってきたナ。いっそのこと今回の記事は最後までそういうテイストで貫いていこう。
そんなわけで最後は「海外童貞卒業したいけど漠然とした恐怖から二の足を踏んでる人たちへ贈る言葉」だ。たかだか5日間海外旅行したくらいで何を偉そうにと怒号が飛び交っているのが見えるが、冒頭で既に答辞述べたんだから送辞があってもええやろ(適当)

怖いと思ってしまうより先に動いてしまえ

ワシの場合は幸いにもツテを辿ってタイへの繋がりができたので重い腰を上げることができたが、もしこの巡り合わせがなかったら海外に行くっていう選択肢を今後も取ることは無かったかも。…世の中まだまだこんなに面白い事があるってことを知らずに一生を終えてたかも分からんね。危うく勿体無いことをするところだったゾ。

そんな経験があるからこそよく分かることが1つ。それは、「人間自分一人じゃ結局なかなか踏み出せない」んだってこと。「よっしゃ、国外に旅行行ったろ!」って奮起したとて、下調べしてるうちに「う〜ん、却下ですワ〜(ゆるふわ)」となることが往々にしてある。あんなに行きたいと思ってたのに、なんで取り下げになるねん(関西系疑問)。

もちろんパスポート取るのが面倒とかVISA取るのがダルいとかいろいろ理由は出てくるだろう。でもそれは大概建前で、ホントは下調べしてるうちに無意識下で怖いと思っちゃったからなんぜよ。言い換えれば、ホントに海外行きたいと思ってる人は多少ダルい手続きがあったとてパパっと乗り越えて飛行機乗っちまうわけだ。

そして人はこう言うのだ、「いや、その人は行動力があるから…」と。断言しておくと、そんなん行動力とかではない。そもそも行動力ってなんぞや。そんなものは存在しない(断固)。単に自分が怖気づいてしまう前に、手続き済ませて出国したってだけの話なのだ。さっきもどっかで書いたけど、みんな初回は怖いんだ。けどその怖さがピークに達する前に既に空を飛んでいたらどうだろう。きっと「もうどうにでもな~れ♡」とでも思いながら、前席背面のポケットに差し込まれている外国語で書かれた読めもしない冊子をパラパラめくっているだろう。人生そんなもの。怖くなって足が止まってしまう前に、後戻りできないところまで行ってしまおう。そこまで行ってしまえばあとは何とかなる。

でもそんなこと難しくてできないよって人のためは、海外へのチケットを先に取ってしまおう。この日に飛行機乗る!って決まってれば、それに対してできる範囲で準備すればいいだけの話だからね。ケツ決めず悩むよりだいぶ気が楽だゾ。チケット取るだけならパスポート要らないので、パスポートはチケット取った後で役場に行って申請したらいい。まぁパスポートも申請は30分、受取は5分(だいたい申請から1週間後)で終わるので暴力団員TNOKみたいな人でなければすぐ取れる。何にせよ、考えるより先に動くことだゾ。

海外童貞卒業はタイランドで、どうぞ

これでホントのホントに最後。別に海外激推しおじさんになるわけではないが、日本じゃ考えられないようなこと、これまでの自分の中での常識を覆すようなことが平気で起こるので、一度海外に行くと世界観が変わるのは割とリアルガチ(出川哲朗)。あと単純にめちゃめちゃ楽しい。旅行だからね、当たり前か。

行きたい国があるならそこで童貞卒業式したらいいが、ざっくり「どっか海外行きたい」くらいにしか考えてなかった人には是非タイをオススメする。と言ってもワシが行ったことある国ってタイしか無いから他国を勧めようがないんだけどね。

下にワシが撮った写真をうpしとくが、日本人が持つ「東南アジア」のイメージとは似ても似つかぬほどバンコクは都会だ。新宿なんかより全然都会で正直びっくりした(素)。滞在期間30日までならノービザで渡航できるし(空路での渡航の場合)、物価も安くて(レストランとか行っても1食250円くらいでまともな飯食える)治安もいいので、海外デビゥするにあたってのハードルはめちゃめちゃ低いと思う。タイ語はおろか英語すらマトモに話せなくても、今だったらGoogle翻訳コンニャクあるし大概のことはなんとかなる(楽観)。みんなも今すぐチケット取って行ったらいいよ(結局海外激推しおじさん)

クソデカスーパーマーケットくんの前の通り。

 

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