【海外ノマド必見】バンコク最強コワーキングスペース。その名は「AIS DC」

Wi-Fi・電源・ときどきコーヒー。

「ノマドワーカー」という単語を聞いて、どんな姿を思い浮かべるだろうか。スタバでドヤ顔しながらMacを開く者。あるいは図書館で静かにカタカタ作業をする者。「遊牧民 + 労働者」という造語の通り、そのイメージは1つに定着することはない。

ただ基本的にノマドワーカーの仕事はPCでの作業がメインとなるため、彼らにとっては見出しの通り「Wi-Fi・電源・ときどきコーヒー」という三種の神器(?)が欠かせないようだ。まぁたしかにそうだよね、電源つないだPCとWi-Fiあったら一日中仕事できるもんね。コーヒーも一息つくのには欠かせないしね。

よくあるノマドスタイル。

さて、今回は何の話題かというと、バンコクにあるコワーキングスペースに実際に行ってみたよっていう話です。

タイは物価が安く、ことバンコクは他国へのアクセスもどんどん良くなっているため、ここ数年は世界各国からバンコクにノマドワーカー達が集まってきてるらしい。人が来ると分かるとめちゃもてなすのがタイらしく、バンコクでは今ノマド向けのカフェやコワーキングスペースが急速に整備されつつある。

実際に街を歩いてみると分かるのだが、バンコクは到るところでWi-Fiが飛んでいる。さらにコンビニなんかの休憩スペースに行くと、しっかり席数分のコンセントが付いてたりする。もちろんここから電源を確保したとて盗電にはならない。もうね、どこいても作業ができる環境が整っちゃってるわけです。バンコク最強。

とまあバンコクはぶっちゃけ作業場所には困らないんだけど、今回はそんな中でも群を抜いて利便性の高いスポットである「AIS DC」を紹介しようと思う。実際に行ってみると分かるが、AIS DCドチャクソ使いやすい。自分にとってはここがあまりにも便利すぎたため、ここと家との往復の時くらいしか外に出なくなりつつある。引きこもりしてないでもっとバンコク満喫して、ホラ(強要)

タイの大手携帯キャリアが運営するコワーキング

AIS DCのエントランス。なんか仰々しいメカが置いてある…

そもそもAIS DCってなんだ?って人のためにここでサクッと説明しておくと、AIS DCってのはタイの大手携帯キャリアであるAIS(ADVANCED INFO SERVICE)が運営するコワーキングスペースの名前。DCってのは直流電源でも曲の始めに戻るわけでもなく、DESIGN CENTREの略である。なんか先進的(ONDISK)

AIS DCのロゴ。クールやね

ちなみにタイも日本と同じで、携帯の電波は3大キャリアが牛耳っている(?)。dtac、True Move、そして最大手のAISである。タイに来たことがある人なら分かると思うが、だいたい空港なんかだとどのキャリアも無料で使えるWi-Fiサービスを提供していて、さらにSIMを買えばそのキャリアの提供する登録制Wi-Fiサービスはタダで使える。

ワシも今回はAISのプリペイドSIMぶっ刺してタイでスマフォンを稼働させている。

AISのSIMカードパッケージ。AISのキーカラーは緑
左上に「AIS」と出ているのが分かる

各種スペック(?)

話がそれたので元に戻そう。ここでは、AIS DCの利用料やアクセスの仕方を紹介する。

営業時間

10:30 〜 21:00

10:30になるとバカでかいシャッターが開き、朝型のノマド族とともにセンター内に入ることができる。昼過ぎになると混んでくるので、できれば朝早いうちから行って席を確保しておきたいところ。

利用料

コワーキングスペースを利用するにあたって、一番気になるのが利用料。頻繁に行く人ほど、数百円の差が重くのしかかってくる。ではここでAIS DCの利用料を見てみよう。

プラン料金
1日利用150バーツ
1年間利用1200バーツ
1年間利用(学生)600バーツ

おわかりいただけただろうか…。

およそ500円ほどでほぼ丸一日作業することができるのだ。安い。安すぎる。これだけのクオリティを保ったコワーキングスペースでこの料金、日本だとまずありえない。

それだけでもすごいのだが、年間プランはまた更にすごいことになっている。タイに長期滞在する方にはこの年間利用プランが絶対おすすめ。8日分なんて、ノマド族なら2週間もいれば元取れちゃうレベルなんじゃないかな。実際ここに来てる人の半数以上がこの年間プラン。この値段だったらそりゃあ来るよね。

とにかくどのプランも安いのがここAIS DCの特徴である。赤字過ぎて潰れないか心配だ…(主事業が超黒字なので大丈夫だとは思うが)

カウンターにある年間利用案内。「annual plan」よりは「use one year」の方が通じやすい

アクセス

BTSプロンポン駅直結のデパート「エンポリアム」5FにAIS DCはある。結構デパートの奥側にある&エレベーターが直結していない(4Fまでしかいけないので最後はエスカレーターで上る必要あり)ので、駅を降りてからAIS DCの入り口まではおおよそ歩いて5分くらいかかる。

突然大雨が降ってくることがあるバンコクだが、駅からエンポリアムまでは屋根付きの通路が通っているので濡れる心配はないのが嬉しい。以下は連絡通路を通らず地上から入った場合のルートだが、連絡通路を通ってもほぼ同じなので参考にしてほしい。

エンポリアムはBTSプロンポン駅の目の前にある。階段を降りなくても連絡通路を歩いて中に入ることができる

 

エンポリアムのエントランス。ドアマンが常駐している

 

エントランスから中に入ったところ。写真左奥にちらっと見えるエスカレーターから1Fに上がる(エントランスがあるのはG=グラウンド。地上階)

 

4Fでエスカレーターを降りたところ。Uターンして5Fへのエスカレーターへ向かおう

 

フードコートの中を突っ切ったところに5Fへのエスカレーターがある。5FにはAIS DCの他に、映画館がある

 

5Fへのエスカレーター脇にスタバと大阪ミルクティーがある。AIS DCは飲み物持ち込み可なので、ここで飲み物を買っておくと良いかも

 

5Fへのエスカレーター。撮影中のマリリンモンローの銅像が目印

 

エスカレーターを上がると目の前には映画館が。UターンしてAIS DCへ向かおう

 

AIS DCの入り口。ここから急にコワーキングスペース感がでてくる

 

シャッターの門を過ぎると…

 

奥に見えるのが受付カウンターです

 

受付!おつかれさんでした

使い方

ワシは年パスを取ったので、ここでは年パスのとり方、使い方を紹介しようと思う。1回利用のユーザーにはゲートを通るためのカードが渡されるようだが、年パス会員はスマホのアプリでQRコードを表示してピッてやるとすぐ入れる。便利だナ〜。

年パス取得編

まずはパスポートが手元にあることを確認しよう。受付の際には、パスポートの番号が必要になる。

流れだが、カウンターに行って「年パス欲しい年パス!!年パス!!!!」って言えば手続きしてくれる。さっきもどっかで書いたけど、「annual plan(年間プラン)」よりは「use one year(1年使うやで)」の方が通じやすい気がする…別に伝わればどっちでもいいけど。意図が伝われば受付のニイチャンがiPad出して手続き始めてくれる。

年パス利用編

必要事項をiPadで入力して、利用料の1200バーツ(学生は学生証を見せれば600バーツ)を払えばアカウントが使えるようになるので、今度はスマホでAIS DCのアプリを入れよう。

「ais dc」と検索すれば出てくるのでインストール。「〜であります」っていう語尾が秋山殿っぽくて親近感が湧く(ガルパンおじさん)

 

起動中…

 

起動完了。画面上部の「HOME」をタップ

 

「LOG IN」をタップし、さっき受付で作ったアカウントでログインしよう

 

ログインするとこんな画面になるので、「PASSPORT」をタップ
認証用のQRコードが表示される。これをゲートに付いてるリーダーにかざしてピッとすればOK
晴れてYOUもAIS DCの会員だ!

ゲートから中に入ったら後は自由席。机で作業するなりソファに座って本読むなり好きにしたらいい。Wi-Fiは「@AIS_DCWiFi」に接続しよう。ログイン画面が出てきたら、自分のアカウントでログインすればOK。快適快適〜。

電波良好。速度もめちゃんこ速い

実際の様子

AIS DCのイメージがより詳細に伝わるように、写真を数枚撮った。なんだかグローバルな人材になれた気分…!(気持ちだけ)

 

もちろん電源完備。日本のプラグはそのまま刺せるので、220Vに対応している機器なら普通に使える

 

図書館みたいだ

 

携帯電話の変遷が分かる展示。いちいちオシャレやね〜(褒め言葉)

 

色んな国の人が来ている。たまに日本語も聞こえてくる

 

壁に飾ってあるネオン。「生み出すために産まれたんや!!」いい言葉です。

まとめ

海外ノマドするなら、まずはバンコクはプロンポンのAIS DCに来よう。話はそれからだ。

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